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森塚 洋子

航務業務 / Flight Operations

様々な空港、様々な業務を経て、たどり着いた場所。

最初はドラマの影響で管制官に憧れました。自分の指示で航空機を飛ばす姿が格好いいと思ったのです。航空系の専門学校に入学後は電子整備の勉強に励み、航空無線通信士の資格も取得しました。ただ、就職活動の頃になると、地上で航空機を誘導するマーシャリングの仕事に惹かれ…。最終的には、関西空港のグランドハンドリングスタッフとして社会人生活をスタートすることになりました。その後、成田空港で航務の仕事を経験した後、福岡空港へ。福岡ではディスパッチャー(運航管理者)の資格を取得しました。そのように、私の社会人生活は全国の空港を転々としていましたが、その間もずっと故郷である静岡に帰りたいという気持ちを持ち続けていました。そして、2009年6月の富士山静岡空港の開港を機に、まずはFDAに転職。その後、同じくハンドリングスタッフの仕事をしている夫の働くエスエーエスに転籍しました。入社後は航務課に所属し、FDAのフライトを担当。ディスパッチャーが立てた飛行計画に最新の気象情報などを加えて出発前のコクピットクルーへのブリーフィングを行うなど、様々なフライト支援業務に携わっています。

情報の中枢で的確な判断が求められる仕事。

今勤務している空港は山の上に位置するため、天候の変化が激しく、ときには霧が出て離発着が難しいケースもあります。このような環境下での業務は、安全運航を地上から支える航務としては難しさでもある反面、やりがいにも繋がります。パイロットと無線で通信しながら、上空の様子や燃料の数値などを聞き出し、一方で集めた情報をもとにその便を担当するディスパッチャーと電話でやり取りし、決まったことを再びパイロットに伝えていくのです。まさに情報の中枢で、的確なやりとり、判断を求められる仕事。離発着の通信時は周囲の雑音はまったく耳に入ってこなくなるくらい業務に集中していますね。天候が悪いなか、上空で着陸を待っているお客様の気持ちを考えながら、毎便、自分の家族が乗っているつもりで緊張感を保ち続けるように心がけているのです。また、航務の大切な業務のひとつに航空機の重量管理と重心管理があります。航空機は便ごとに客数も手荷物の量も異なり、さらに空港ごとに滑走路の距離も異なるため、毎回、航空機の総重量を測り、重心がどこにあるかを計算する必要があり、この数値が規定値の範囲内に収まっていなければ航空機は飛び立つことさえできないのです。

チームワークとアットホームな雰囲気が魅力。

航務の仕事は他部署との連携が欠かせない仕事です。その点、一緒に働いている人たちの顔が見え、チームワークの良いエスエーエスは働きやすい職場だと思いますね。全国の各事業所で働く仲間が集まって話をする機会もありますし、社長や役員の方々も朝から現場に出て、みんなに挨拶をして回っています。このアットホームな雰囲気はエスエーエスの大きな魅力です。今後は様々なバックグラウンドを持つ仲間とともに、私たちの会社だからできることを増やしていきたいですね。また個人の目標としては、資格はほぼ取り終えたので、今後は語学の勉強にいっそう力を入れていきたいと考えています。当空港は海外の航空会社の便も多く、また国内の航空会社でも外国人クルーの数が増えています。彼らと出発前のブリーフィングの際などに、情報のやりとりだけでなく、何気ないコミュニケーションができるようになれば、信頼関係もより深まるはず。そのためにももっと英語を勉強したい。そして、この仕事をずっと続けていきたいと考えています。

My Message!

夢を持つことは大切です。でも、夢を持っているからこそ、現実の壁にぶつかることもあると思います。しかし、そこであきらめないでほしい。どんなに遠回りになっても、少しずつ夢に近づいているんだと思って努力を続けてほしい。私自身、かなり回り道をしましたが、夢をあきらめなかったからこそ、今、ここにいるのだと思います。皆さんもぜひ頑張ってください。

My Message!